私が不動産一覧表を作る理由。税理士の時間は、別のことに使ってほしい。

相続に関するご相談の時、私がまず行うのが「ヒアリング」です。
どんな不動産があるのか、誰が相続人なのか、現在の状況はどうなっているのか——まず全体像を把握することから始めます。
そして、ヒアリングをもとに作成するのが「不動産一覧表」です。
これはお客様のためだけではなく、連携する税理士と「同じ景色を見る」ための共通言語として機能します。

目次

ヒアリングで見えてくること

ヒアリングでは、不動産の種類や数だけでなく、こういったことも確認します。
・どの不動産を誰が使っているのか
・賃貸に出しているものはあるか
・相続人の間で、希望や意向の違いはあるか
・売却・活用・維持、どの方向を考えているのか

相続の不動産は、数字だけでは見えない事情が必ずあります。

ヒアリングによって、その全体像を把握した上で、一覧表の作成に入ります。

一覧表は、最初から「税務申告で使いやすい形」で作る

不動産一覧表を作る際、私は最初から「利用区分」ごとに整理します。
利用区分とは、その利用方法に基づいた一団の不動産のことです。


主な分類はこうなります。
・自用地(自分で使っている土地)
・自用家屋(自分で住んでいる建物)
・貸家建付地(アパートなどが建っている土地)
・貸家(賃貸している建物)
・雑種地(駐車場など)


この分類は、相続税の申告でそのまま使える形です。
最初からExcelで作成し、税理士がすぐに使える状態でお渡しします。

現地確認が、一覧表の精度を上げる

税理士は、時間単価が高い専門家です。
不動産の現地確認や一覧表の整理は、税理士が本来時間をかけるべき業務ではありません。

私たち不動産業者は普段から物件調査に慣れていて、資料をまとめる事はもちろん、現地確認で価格に反映する様なマイナスポイントを抽出することも手慣れています。

私がこの部分を担い、レポーティングすることで、税理士はすぐに実態を踏まえた評価・申告業務に入れます。
結果として、税理士への依頼費用を抑えることにも繋がります。

これが、私が不動産一覧表を作る理由です。
かかりつけ医として、専門医(税理士)が力を発揮しやすい状態を整える。
それが私の役割だと考えています。

ご相談はお気軽に

相続の不動産整理、何から始めればいいか分からない方へ。
まずは現状の把握から始めます。お気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次